メガちゃんのお馬生活

〜人気の盲点を狙い撃つ〜

【週中更新】宝塚記念〜前編〜

今週末は、宝塚記念


週中更新前編でございます。

明日あたりに後半は更新する予定です。





昨年の宝塚記念

軸はキセキ


僕の記憶では

これに近い3連単フォーメーションを、1点1000円購入していた気がする。

キセキ頭の
2着 パフォーマプロミス、ストロングタイタン
3着 ノーブル、ミッキー、パフォプロ、ストロングタイタン、ワーザー、ゼーヴィント




そして1点100円だが、

1着 ノーブルマー
2着 ミッキーロケット、ストロングタイタン、キセキ
3着 ミッキー、パフォプロ、ストロングタイタン、ワーザー、ゼーヴィント、キセキ



こんな感じで、半期1の大勝負をした。


我ながら自信はあったので、キセキが勝ち切ってくれさえすれば貰ったも同然だろうと、余裕をこいていた。







スタート直後



「ちょ、待てよ…!!!!!!!!!」






なんやおまえら!!!

ゴッツンコしてどうする!?!?

キセキとゼーヴィントのぶつかり稽古を皮切りにスタートした宝塚記念



比較的前の馬が残る中、最後方から馬群を捌いて追い上げるものの、結果は8着。

ミッキー、ワーザー、ノーブルマーズを買ってたのに軸が来ないという

G1予想の中でも三本に入るレベルで悔しかったですね。



キセキはその後のG1を安定の4戦2着2回、3着1回、有馬の5着と優秀な成績を残す。



キセキは強い。

そう信じた目は間違いではなかったが、馬券的には見極めが少しだけ早かったか。



今年はリベンジしたい。

なので気合い入れて予想していきましょう。




宝塚記念阪神2200mコースで行われる。
この2200mコースがどんなコースなのか。



簡単に言えば、大阪杯のコースからスタートしてからの直線が200m伸びたということだけだが、

この200mが序盤での先行争いを生み、ペースも上がりやすいのだ。


以下データは近3年間の宝塚記念大阪杯の前半−後半3Fの平均タイムである。
(3年分を電卓叩いて計算しました)


宝塚記念
34.7-36.2 (前傾1.5秒)

大阪杯
36.1-34.9 (後傾1.2秒)


これをみたら一目瞭然。
大阪杯はいかに切れる脚を発揮できるかが重要か分かるが、宝塚記念はペースについて行くスタミナを持ち合わせることが重要なのである。

200m距離が伸びただけだし一緒でしょ!と予想すると痛い目に合うので、狙う馬も必然的に変わるだろう。

大阪杯好走馬=宝塚記念好走馬ではないことは、頭に入れておく。

ただ大阪杯組をぶった切る必要はなく、大阪杯のレース内容を確認して、少し物足りなかったり、展開不利や、厳しい競馬をした馬の巻き返しが見込めることも踏まえておく。



そして、馬場。
宝塚記念阪神連続開催最終週に行われる為、芝への痛みが見られ、全体的に時計もかかることが特徴。
また梅雨で雨が多い為、道悪にもなりやすい。

今週も天気はあまり良くなさそう。

レコード決着が続くG1 戦線であったが、
過度な高速決着に泣いた馬達にはもってこいかもしれない。




最後に全頭診断

アルアイン
大阪杯の勝ち馬。
内をそつなく回り、スローペースの内前有利の馬場を活かして抜け出した。
阪神右回りの中距離適性はある。
外枠に入った時と極端な馬場悪化の時は心配だが、大崩れすることはなさそう。
ここでも安定感が光る。



エタリオウ
横山典弘との初タッグ。
横山典弘ゴールドシップ1着やゴールドアクターの2着など、宝塚記念に関しては乗れている。
1週前追い切りでは好感触で手応えありの印象。

枠によって戦法は変わるだろうが、内に近ければある程度先行するのではないかとも思う。
馬が馬なのでポツンする可能性も十分にあるが。

前走の天皇賞は後方ポツンからの残り1000mからスーパーロングスパート。
それでも脚色は鈍らず上がり3位も、前で脚を残した馬に凌がれてしまった。

あのロングスパートを見れば長く速い脚が使えると思うので、今回戦法によっては十分な巻き返しが期待できる。
シルバーコレクター返上となるか。


キセキ
想定オッズ1番人気がこのキセキ。
秋G1戦線皆勤賞はとても素晴らしい。
そしてどのレースでも結果を残すことができる。
前走は小回りが苦手なのではないかという不安も払拭し2着。
大阪杯は内前有利であったことは確かであるが、通常の逃げ先行と違うのは、ハイラップでそのまま落とさず走れること。これが真骨頂である。
馬場の悪化なんてものはなんのその。
道悪適性もある。(菊花賞)
(有馬記念は道悪が原因でなくローテ)

唯一気がかりなのが、川田将雅である。
リーディングを突っ走る彼だが、G1 戦線は呪われているかのように不利を受ける。
先日もダノンスマッシュが取り消しをくらっていた。

スピリチュアル観点の不安だけだが、今回こそは不利を受けずに走り切っていただきたい。
前走後、川田将雅自身もこの馬にもう一度G1をと言っていたし、結果次第で凱旋門挑戦が決まるので、相当気合も入っているはず。


クリンチャー
僕のお気に入り馬がここでも参戦。
やはり力が足りていないというのが世間の印象。
雨が降っても人気はしないと思う。

ただ、研究家の僕からすると少し違う。
そもそも自分の持ち味である先行策を取ることが出来ていないのだ。
天皇賞日経賞は痛恨の外枠発走。
有馬記念は内枠を引くものの、モズカッチャンに被されてしまい、先行できず。

そもそも自分の競馬が実現できないくらいのレベルまで落ちてしまったという見方もあるし、
自分の競馬さえできれば巻き返しがあるという見方もできる。

現実的には前者であるが、僕はこの馬に心の底から感謝をしている。競馬の面白さというものを教えてもらえたので私情予想にはなってしまうが、この馬を買う。

内枠かつ、両隣に差し馬(前につけない馬)、そして出来れば雨が降り、キセキがハイラップで周りに脚を使わせるような競馬をする。
こうなるとまだチャンスはある。

鞍上三浦皇成もパッとはしないが、調子は落としていない。




前半はここまで。
残りは後半に更新します!