桜花賞〜クラシック開幕〜
今年もクラシック戦線が開幕
最近、競馬を始めた人がこのブログを見てくれているとのことなので
クラシック戦線とはなんぞやってところを簡単に説明しようかなと思います
★クラシックってなんぞや?★
クラシックとは3歳時に出走することができる
指定された複数のレースのことを示します
牡馬クラシック戦線
①皐月賞 中山2000m
②日本ダービー 東京2400m
③菊花賞 京都3000m
牝馬クラシック戦線
①桜花賞 阪神1600m
②オークス 東京2400m
③秋華賞 京都2000m
これは3歳世代に設けられているレースプログラムで
一生に一度しか参戦することが出来ないもの
出走を逃したら今後出走するチャンスがない
一世一代のチャンスをものにする為
2歳の新馬戦からレースに出走し
賞金を稼いで出走権を得ます
出走権を得た馬たちが世代の頂点を決める戦いに挑むってもんだから
クラシックっていうのはやはり格別
①②③のレースを制覇した馬が「三冠馬」と呼ばれるようになる
★三冠馬について★
直近の三冠馬はアーモンドアイ
アーモンドアイのオークスは生で見に行きましたが
とんでもない強さだったのを覚えています
気になる方は過去の映像も見に行ってください
牡馬は牝馬路線に乗り込むことはできないのだが
牝馬は牡馬路線に乗り込むことが出来ます
その昔、ウオッカという牝馬が
牡馬路線、いや、日本の競馬界を代表するレース
日本ダービーに参戦し
見事牡馬を蹴散らし牝馬制覇を成し遂げるということもありました
アーモンドアイですら牝馬路線に専念したのですから
そもそも「挑戦」すること自体が凄いこと
クラシックは①②のレースは出るけど
③のレースは出ないということも
ザラにあることで
クラシック皆勤する馬も少なくなってきたなかで
三冠馬というのは皆勤しつつ全部勝っちゃうんだから
実はここが凄いポイントだったりする
ハードルは天より高いものとなるが
そのハードルを越え三冠馬が誕生した瞬間の感動は
底知れないものになります
牝馬クラシック初戦
阪神競馬場の桜並木を背に今年も開幕します
牝馬クラシック 第1戦は桜花賞
三冠馬の称号獲得の資格を持つのは
初戦の桜花賞を制した1頭のみ
★今回の桜花賞 本命馬★
桜花賞 本命馬は
👓レシステンシア
僕とレシステンシアとの出会いはこの馬のキャリア2戦目から。
新馬戦の内容が好内容で
キャリアの浅い馬であったが確信の本命印を打った
そして迎えたファンタジーS
後続の追撃を凌ぎ一着
先行集団は全滅の中で一頭違ったスピードを見せていたし
次走も本命を打つことを決めた
この時のレシステンシアは13.6倍の6番人気
単勝がっぽり頂きました。共闘成功
次に迎えたのはG1阪神JF
この時も迷わず本命を打った
時計は出やすい馬場であったが
前半1000mを57.5秒で通過
かなりのハイペースで先行馬には不利な展開
しかしこの馬には関係なかった
失速するどころか加速を続け
上がり3Fは1位
終わってみれば2着のマルターズディオサを5馬身つける圧勝劇
こうしてレシステンシアは2歳女王の称号を手にした
僕はこの瞬間に
クラシック戦線をこのレシステンシアに捧げようと決めたのである。
この時のレシステンシアは11.2倍の4番人気
もうこんな二桁オッズで買うことはできなくなるなと残念に思いつつ
クラシックへの期待は高まり春が待ち遠しくなった
★チューリップ賞での敗北★
冬が明け春にうつりゆく頃
桜花賞へのステップレース
チューリップ賞が開催された
案の定レシステンシアは1.4倍の圧倒的1番人気
いざレースが始まると休み明けからの調整指示もあってか
この馬の良さを封印したかのような走り
そのせいもあってかすんなり逃げも
マルターズディオサとクラヴァシュドールにマークされ
瞬発戦となり敗北
僕はここも勝ってほしかったのでショックであったが
レシステンシアに何が起こったのかを分析していくにあたって
調整メインであったのも知ることが出来たし
本当に負けてはならないレースはクラシックそのもの
そう考えればチューリップ賞の敗北は三冠獲得へ必要なことであった
この時、すでに陣営は前を向いていた。
★鞍上変更★
今回桜花賞を迎えるにあたり北村友一から武豊へ鞍上変更となった
鞍上の武豊からは一切マイナスな発言が出てこない
「チューリップ賞の敗北が今後に必ず生きる」と
松下武士調教師も口にしていた
調教師としてG1初勝利を飾ったのは
このレシステンシアであり
期待の高ぶりを抑えられない。
期待とは裏腹に発表された枠順は
逃げ先行馬に不利と言われている外枠
8枠17番という振り切られ方に
世間は常識的に軽視してくるだろう
しかし僕は三冠馬になりうる馬は
「終わってみれば納得の勝利」であり
前情報でああだこうだ言っているが
結局勝つ馬は斤量を背負おうが距離だの枠だの関係なく勝つのである
なぜならそれが名馬となる条件であるから。
名馬というのはどのような状況下でも勝利するからだ。
★外枠を引いたレシステンシアの考察★
現実的にレシステンシアが外枠から勝つ可能性は十分にある
高速化が進む阪神競馬場で1600mを1.32.7秒で走破
このタイムは昨年スーパー高速馬場でグランアレグリアが叩き出した
桜花賞の勝利タイムと同タイム
走破時計はどの馬よりも足りている
次に逃げ先行馬の外枠への懸念に対してだが
この馬の場合は「スローの瞬発戦」にならないようにすることだけを
第一に注意すればよいのであり
外から内枠の逃げ先行馬を煽りに煽ればよい
先行集団の頭数が多いほど仕掛けによるペース変革の影響が出やすい
外枠から内を被せる形ということは
いつでも仕掛けを実現できる位置に
ポジションを取ることが出来る利点があり
むしろ外枠というのは早ければ追走できるし遅ければ捲れる場所でもあり好都合である
先週から阪神も外の馬が伸びてくるようにもなってきており
内が思った以上に荒れているのであれば
最内よりかは中~外枠の方が好都合である。
鞍上もペース魔術師の武豊なら安心である
序盤はペースを奪われるかもしれないが
途中からの主導権はレシステンシアに。
レシステンシアが持ち前のハードワークレースを演出すると
周囲の馬は追走に苦労するだろう
前にいた馬はレシステンシアのペースアップに付いていけず垂れ
後ろの馬はレシステンシアが垂れ待ち他力戦略もあり
レシステンシアに届く位置からスパートをかけることが出来ない
無理についていこうものなら無駄に足を使うことになり
最後の末脚も不発に終わる
垂れるはずのペースで垂れないことが
この馬の真骨頂
前々走のマルターズディオサが敗戦し
前走のマルターズディオサが勝利したか
レシステンシアの敗因もはっきりしたところで
今回の桜花賞で打つ手を踏まえると
マルターズディオサらがどんなレースを強いられるか
その結果はいかなるものなのかなんて言うまでもない。
★天気と馬場★
明日の阪神競馬場は雨予報
長く降り続く雨がより内馬場を傷めることになる
外差し傾向も明日の開催中に発生するかもしれない。
先週の大阪杯はこぞって内を通る馬が多かった
カデナもインを突いてきていたし
福永のワグネリアンもインが良いことを知りすぎていた故
どん詰まりの伝統芸能を披露
しかし、今週の馬場はスカーレットカラーが外一気を決めていたように
馬場は内伸びより外伸びに寄ってきた
3~4コーナーと直線も内側が傷んでるとのことなので
ラチ沿いは伸びを欠くと思われる。
内に絶対的信頼は置かない方が良いかもしれない。
軽い馬場から一転
重たい馬場になりハイペースで進もうものなら
究極の消耗戦となる。
キレ脚自慢馬もバッタバタ失速する可能性もある
馬場次第では傾向が一変することも踏まえておきたい
ちなみに本命のレシステンシアはダイワメジャー産駒
道悪適性がある血統であり稍重の馬場もこなしていることから
むしろ雨は歓迎材料
★レシステンシアの相手選び★
あとはレシステンシアの相手選びである
レシステンシアが勝つ展開は
瞬発力戦でなく持続戦となること
相手選びのポイントとしては
・ハイペース先行実績がある馬(失速せず長く足を使える)
・中団より前から上がり最速を出せる馬
この二点である。
デアリングダクト(破格末脚。外差し一気。時計優秀)
サンクテュエール(ミドルシンザン記念末脚最速勝ち)
リアアメリア(阪神JF見直し)
マルターズディオサ(ハイペースで一番レシステンシアに詰めた)
クラヴァシュドール(ハイペース末脚発揮)
ミヤマザクラ(ハイペース先行勝ち)
マジックキャッスル(ハイペースで上がり最速レシステンシア0.2秒差実績)
ウーマンズハート(ハイペース前付け好走)
エーポス(ハイペース出遅れ差し切勝ち)
ヤマカツマーメイド(阪神JF許容範囲→不利な先行策でマルタに0.4秒差)
チェーンオブラブ(末脚安定)
ポイントから以上の馬をピック
参考タイムデータも置いておきます
阪神1600mにおける持ちタイム
マルターズディオサ 1.33.3
クラヴァシュドール 1.33.3
ウーマンズハート 1.33.7
右回りコースにおける近走の上がり最速ランクは
マジックキャッスル 33.4
クラヴァシュドール 33.8
ウーマンズハート 33.8
マルターズディオサ 33.9
過去最大の上がり最速タイムをマークしているのは
ウーマンズハート新馬戦32.0
★結論★
👓レシステンシア
〇ミヤマザクラ
▲サンクテュエール
☆マジックキャッスル
☆エーポス
△デアリングダクト→道悪やレース環境で減点。軽い馬場で見直し。狙いたかったが人気してしまっているのも妙味なし。
△マルターズディオサ→前走より展開は不利。馬体重激減コンディション不良
△クラヴァシュドール→ざ石報告アリ。調整ミス感
△ウーマンズハート→阪神JFの内容〇ただオークスで厚く買いたい
△ヤマカツマーメイド→スタミナ戦向いている。ローテが厳しくコンデション疑問
週初めは晴れ予報で予想を固めていたが
まさかの雨
先ほども記したが雨も降り消耗戦となると
瞬発力 く 持続力
スマイルカナやナイントゥファイブなど先行馬が内に揃い
そこにレシステンシアが絡むとなるとペースも上がる。
持続力をポイントに見た際に
〇ミヤマザクラはハイペース追走から先行力を見せたところを評価
東京競馬場は平坦に見えてアップダウンを繰り返すコースであり
直線での瞬発性もだがスタミナも求められる
そのコースで好走できたことは評価できるし
近親にはボスジラ・ポポカテペトル・マウントロブソン
この馬の並びを見たらどんな血統かわかるでしょう。
買いです。
▲サンクテュエールはアーモンドアイも制覇したシンザン記念を勝ち上がった。
あの時期の京都の馬場で上がりが使えることは多少の道悪適性がある証拠
コルテジアを下しているしタフなレース向き
自粛明けルメールもここで結果を残したいところ
☆マジックキャッスルはレシステンシアの0.2秒差戦績アリ
マルターズやクラヴァシュとは違いスローペースではなく
レシステンシアのハイペースに詰め寄った馬であることが大きなポイント
そのラップを踏んでも上がりを使えていてここでも末脚は通用するだろう
☆エーポスは1400m戦を主要に渡ってきたが前走稍重でのレースぶりは評価
本来は中団に構える馬であり前走は出遅れて後方になっただけ
展開利もあったが、出遅れたにもかかわらず抜き去ったのも事実
本日の阪神牝馬Sスカーレットカラーで岩田も予行練習完了
外差し馬場に変化したら狙いたい一頭
とうとう今日で21連敗
この連敗街道から救ってくれ
頼む。レシステンシア。信じているぞ。
買い目
👓レシステンシア 単勝 がっつり
馬連(少し厚めに)
3連単2頭軸マルチ
【おまけ】
忘れな草賞には桜花賞で狙いたかった
イズジョーノキセキが出走
単勝買います。