メガちゃんのお馬生活

〜人気の盲点を狙い撃つ〜

日本ダービー~戦いの美学〜

 

 

 

 

最近の自粛生活でアニメのスラムダンクをみた。

 

 

 

スラムダンクと言えば主人公である桜木花道が

 

バスケットボール部へ入部し全国制覇を目指すというもの。

 

 

「諦めたらそこで試合終了ですよ」といった

 

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数々の名言や感動的なエピソードを生み出した

 

名作である。

 

 

もちろんアニメを初めて見たわけではない。

 

 

小学生のころ

 

夏休みになると再放送がやっていて

 

スラムダンクを見るために

 

当時通っていた学研教室から

 

チャリ(立ち漕ぎ)で帰っていたのもいい思い出。

 

 

 

そんなハナタレ小僧の時から知っているアニメを

 

久しぶりに見返した時に

 

昔と今とでは

 

感動するポイントが変わっていた

 

 

(相変わらず花道が相手選手の頭にダンクを決めてしまうシーンは笑ってしまったが)

 

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スラムダンクを改めていい作品だなと僕は感動した。

 

 

主人公 花道がダンクするシーン??

 

違う。

 

流川のセンスが光るプレー??

 

違う。

 

 

ゴリか?

 

 

ミッチーか?

 

 

リョーチンか??

 

 

違う。違う。

 

 

 

 

安西先生か!!

 

 

 

 

違う…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

木暮公延ことメガネくんのシーンであった

 

 

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木暮は赤木と同学年の3年生

 

 

中学校の時に体力づくりで始めたバスケットボール

 

 

赤木とは中学のときから高校に至るまで一緒にバスケットを続けてきた

 

 

全国制覇を掲げるも同学年で残ったのは二人。

 

 

二人になろうとも夢をあきらめずに歩んできた。

 

 

 

そして最後の夏を前に

 

三井、宮城、流川、桜木の入部により

 

湘北は県内トップレベルのチームへ成長する

 

インターハイ出場が現実味を帯び

 

勝った方がインターハイへ出場できる

 

決勝リーグ最終戦

 

湘北 vs 陵南

 

湘北がここまでこれたのは

 

入部した4人の力が大きい。

 

 

副キャプテンという立場ながらも木暮はベンチとなり

 

陵南の監督からも

 

「初心者の桜木と木暮は怖くない」

 

「湘北の不安要素」とした

 

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試合終盤

 

消耗戦となり三井がベンチに下がることに

 

 

ここで登場したのが木暮であった

 

 

 

能力に劣る木暮を陵南の監督はこれをチャンスとし

 

たたみかけを図る。

 

 

 

 

試合は1分30秒

 

湘北は1点差で勝ち越してはいるものの

 

シーソーゲームが続く

 

苦し紛れにマイボールを手にした桜木花道

 

 

そこでエース流川がパスを受けようと構えた

 

誰しもが流川にボールが渡ると思ったその時

 

 

 

 

 

 

桜木がパスを送ったのは

 

 

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不安要素と扱われドフリーになっていた木暮であった

 

 

 

 

 

「木暮フリーだ!!!!!!打て!!!!」

 

 

赤木の檄が飛ぶ

 

 

 

そして木暮は今までの思いを乗せシュートを打つ

 

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これが決まり決定打となった

 

 

 

 

 

伏兵木暮が大仕事を成し遂げたのだ

 

 

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周りに越されることが多く

 

周囲のプレーに憧れを抱いていた

 

努力を惜しまずバスケットと向き合った成果が

 

相手チームの追撃を引き放つ価値あるシュートに繋がった

 

 

 

メガネ君の活躍もあり湘北は

 

夢であったインターハイ出場を決めるのであった

 

 

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試合後に陵南の監督は

 

「敗因は私にある」

 

「桜木君と木暮君を侮ってしまった」

 

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能力に差はあるものの

 

皆と同じようにバスケットに向き合ってきたことは事実と振り返った

 

 

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バスケットも競馬も同じように勝負の世界

 

これまで積み上げていた「経験」

 

必ず成し遂げるぞという並々ならぬ「想い」

 

「油断」という隙間から切り込むことで

 

「大金星」をあげることが出来る

 

一瞬で負け戦なる勝負の世界での「厳しさ」

 

その反面、可能性が0%でなければ「チャンス」がある

 

 

 

 

これが「勝負事」の世界

 

 

 

 

同じメガネ族の木暮君から改めて勝負事の面白さを教えられた。

 

 

勝負事における「美学」

 

これを目の当たりにした僕は「感動」を覚えた

 

 

 

 

明日の日本ダービー

 

どの馬にとっても一生に一度の舞台

 

どの陣営も思い入れが深いもので

 

ホースマンの夢とも言われるレースだ

 

 

 

この日本ダービーは 

 

1人の競馬ファンとして「楽しみ」

 

1人の予想配信者として「戦い」たいと思っている。

 

 

 

 

 さぁ、日本ダービー

 

予想に入りたいと思う。

 

 

 

 

 

~土曜日の東京競馬場~

 

 

土曜の東京競馬場は

 

今週からCコース替わり

 

基本は内前伸び

 

馬群をちょうど半分にぶった切って

 

前と後ろに分けた時に

 

圧倒的に前の馬が残っていた。

 

差し馬も前に位置を取らないと

 

強烈な差し脚を使えても差し切ることが出来なかった

 

ダービーのエタリオウやアドマイヤアルバを見ているようだったヨ

 

 

 

当日の天気は曇り

 

雨が降らなければ今の馬場は保たれるし

 

傾向としては「前」

 

これが前提

 

 

 

 

 

~経験~

 

「経験の差が軍配を分けた」

 

こんな言葉を聞いたことがあるだろう

 

先ほどのメガネ君の話にもあるが

 

ひたすら練習を重ね「経験」を積んだからこそ

 

ここ一番での勝負強さに繋がるのだ

 

 

 

福永祐一だってワグネリアンで2年前に念願のダービー制覇を果たしたが

 

1997年、キングヘイローで初めてダービーに出走したときは

 

緊張で頭が真っ白になってしまったと

 

逃げたことない馬を逃げさせてしまい

 

ましてやハイペースで自爆するという

 

悪夢とも呼ばれる騎乗をした過去もある

 

 

 

 

やはりダービーを制するには

 

大舞台でも揺らがない精神力が必要不可欠

 

これは人馬共に言えることであり

 

日頃から「攻め」を意識した騎乗ができている騎手こそが

 

ダービー制覇に近づく。

 

平場でやる気があるのかないのか分からないような騎手を

 

土曜の競馬を見ていて2~3人発見したが

 

そんな騎手はまずダービー制覇、いわば大舞台での結果は残せない

 

 

 

 

 

~油断~

 

これは正直騎手や陣営にも言えるかもしれないが

 

主に馬券を買う、予想をする我々に言えることだ。

 

 

ワグネリアンが壊滅的データのある

 

大外8枠からダービーを制覇したときに

 

「ワグネリアンの頭はない」

 

僕は中身がスッカスカな予想をしてしまった。

 

 

これはデータをみた僕自身の勝手な決めつけであり

 

ブラストワンピースを大本命にしたからというのもあるが

 

それでもワグネリアンを軽視してしまった。

 

この時僕は「流された」のである

 

この流されてしまった自分がいたことに悔しさが滲んだ

 

 

「自分を信じる」

 

 

 

何が起こるか分からない競馬の世界で

 

自分は自分であり続けなくてはならない。

 

決めつけによる「油断」で痛い目にあったのは

 

木暮・桜木にしてやられた陵南の監督も同様だ。

 

 

 

 

以降、僕の中では人気落ちしてようが

 

自分が「来る」と思えばその馬券を買い続けた

 

僕がチェックした単勝万馬券の馬が激走することもあり

 

誰しもが買えない馬券を少しでも買うことが出来るようになったのは

 

このダービーがあったからこそ。

 

 

 

昨年、リオンリオンに本命を打って撃沈したが

 

ロジャーバローズにも印を打つことができた。

 

 

今年も「油断」から学んだことを胸に予想をしたい。

 

 

 

 

 

 

~推奨馬と予想印の発表~

 

 

今回の日本ダービーの推奨馬と予想印を書こうと思う

 

 

 

 

◎コルテジア

ワーケア

▲ヴェルトライゼンデ

▲コントレイル

△サリオス

△ダーリントンホール

△ウインカーネリアン

△ガロアクリーク

☆マイラプソディ

☆ビターエンダー

 

 

 

 

今回の推奨馬

ダービーの本命馬は

 

 

👓コルテジア

 

 

これまで前置きとして様々な話をしてきた

 

そんな前置きで触れた内容がすべて合致する馬こそが

 

この本命馬コルテジア

 

 

まずは土曜の傾向から「前残り」と記した

コルテジアは前走の皐月賞で先行できずに終戦したが

この馬の本来の形は「前目で渋とく粘る」というもの。

 

今回の逃げが想定される馬たちの好走した際の平均1000mのタイムを見た時に

 

ギリギリ抽選漏れしたキメラヴェリテのような流れるペースメーカーではなく

 

早くとも60秒。61~63秒までラップを落としていた。

逃げグループの共通目標はスローペースで道中運ぶことである。

 

コルテジアより内枠で逃げ策をとりそうなのはビターエンダーが有力。

もしくは外からウインカーネリアンが被せる様に逃げの一手。

 

先行する馬はいるだろうが、前にいたいけどハナは切りたくないという馬がほとんど。

 

前有利のペースで運ぶことは現実的にも可能である。

 

 

 

次に「経験」の部分

コルテジアは皐月賞をステップにダービーへ乗り込む。

 

皐月賞組の成績は優秀で

・本来の競馬が出来なかった

・伸びない内を通ってきた

・不完全燃焼

 

この内容での7着であれば

ダービーでの巻き返しは十分に可能である。

 

一度皐月賞で速い流れを経験していることや

関東圏の輸送も経験していることは

アドバンテージとなる。

 

 

そして鞍上は松山弘平

 

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フェブラリーSはサンライズノヴァで3着

桜花賞・オークスはデアリングタクトで2冠達成

ヴィクトリアマイルはサウンドキアラで2着

 

高松宮記念・皐月賞は外してしまったものの

 

今年のG1において6回中4回は馬券に絡んでいる安定感

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2020年の初重賞である1月の金杯を制覇し

 

「松山弘平2020パーフェクトイヤー」の幕開けとなった

 

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30歳を迎えた松山弘平

これまでの重賞制覇は通過点に過ぎない。

 

「勢い」と「運」も必要なダービーにおいて

2020年の顔となっているこの男が

 

黙ってダービーを終えることは考えにくい。

 

何より経験値が激伸びしているし、ちゃんと考えて乗ることが出来る騎手となった松山

 

ダービージョッキーの称号を手にするのも時間の問題だ

 

 

 

また周囲の馬からはマークが薄くなる

 

いわばこのコルテジアに対する「油断」だ。

 

 

「距離が長い」と決めつけが働いており

オッズも下から数えたほうが早い。

 

これほど人気を落としているのは実にありがたい。

 

 

ブービー人気のコルテジア単勝を勝ち当てた時も

 

ワグネリアンの教えのおかげで

はこの馬は強いと信じてきて買ってきた馬である。

 

 

1600mを走った時も1800mを走った時も

「距離が長い」と決めつけられてきた下馬評を覆して

ここまでやってきたのだ。

 

血統面でも距離延長に向くトニービン持ち

スタミナ豊富で距離もこなすことが出来る

 

 

これは馬券におけるオッズにも表れているし

 

出走する騎手も「どうせ垂れるだろう」を期待しているのも想定内

 

最後の直線で

 

「あれ?止まらなくない?」

 

こうなったら勝ちである。

 

 

メガネ君のスリーポイントシュートのように

 

ノーマークとなる瞬間が訪れるはず。

 

ぜひとも、人気馬たちに一泡吹かせていただきたい。

 

僕はこのコンビに託す。

 

 

 

 

〇ワーケア

やはり大舞台でのルメールは無視できない。

過去、レイデオロで参戦したダービーでは

ノリさんが絶妙な逃げで「実はこのままいくとワシが勝つで」といった

罠ペースでレースを進めていたときも

ルメールはノリさんの罠にいち早く気が付き

向こう正面で大胆にポジションを上げた。

 

今回もスロー気味で前目にポジションをとってくるだろう。

遅ければ捲ってくるしこういう展開になったときに強いのは図太い先行馬であり

コルテジアのような馬を本命とした。

 

今回も早かったら様子を見るし

遅かったら捲るだろう

この自在性を持った騎手に

絶好枠を引き当てた。

元は不利がありつつもコントレイルに0.5秒差で持ちこたえた過去や

得意の東京替わりになることを踏まえると

2強に食い込む可能性もある。

 


▲ヴェルトライゼンデ

ヴェルドライゼンデも皐月賞で伸びないインを通った同盟

先行脚質であり長い距離に向くスタミナ型

菊花賞で買いたいとも思ったが

菊花賞で活躍or人気を背負うというのは

皐月賞よりダービーでパフォーマンスを上げるパターン

裏を返せば菊花賞で狙うならダービーで先物買いするべきという考え。

 

池添はブラストワンピースで福永にブロックされ

「初めのコーナリングでやられました」と敗因を語っていた

ブラストワンピースが有馬記念を制する力のある馬だっただけに

相当悔しい思いをしただろう。

その時は、ただそこに「運」がなかった。

そして今回、ゴリグリ皐月賞馬のコントレイルに福永祐一が乗るわけで、今回こそは負けないぞと意気込んでいるはず。

 


▲コントレイル

馬の素質は抜けており、これ以上は逆らうことが出来ない。

ラップを見ても皐月賞の勝ちっぷりを見ても

ぼろ負けは考えにくい。

 

不安要素は福永祐一のみ。

「コントレイルに乗りたくて仕方がない。」

「ダービーまでに騎乗停止にならないようにしよう。」と

消極騎乗をみせていたこともあった。

 

ワグネリアンの時のような積極的騎乗を見せて欲しかった。

ここ最近の大舞台での騎乗スタンスは必ずここ一番の勝負所で影響が出る。

「勝負勘」の鈍りを見せた途端ダービー制覇の道は絶たれるだろう。

 

今回必ずマークされる立場で「前が壁」を発動するリスクだってある。

「競馬に絶対はない」

 

 

以降は全頭診断を参考に。


△サリオス
△ダーリントンホール
△ウインカーネリアン

△ガロアクリーク
☆マイラプソディ
☆ビターエンダー

 

 

 

買い目

 

👓コルテジア 単勝

 

3連複

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