高松宮記念❸〜脚質と馬場と時々タイム 〜
次に取り上げるのは脚質傾向や馬場を踏まえたタイムについて。
馬の力はもちろんのこと、
ペースや馬場などでもタイムに影響してきます。
例えば、開幕週ピーカンに晴れた日の高速馬場での走破タイムと
最終週渋った馬場での走破タイムとでは、
同じ距離同じ馬が走ってもタイムは変わります。
高速馬場が得意な馬もいれば、
時計がかかるレースを得意とする馬もいます。
そこからも好走馬を割り出すことが出来るのでやってみようと思います!
33.3-34.7
これは良馬場で行われた過去3年の前後半3Fの平均ラップ
いわゆる前傾ラップ。
前半かっ飛ばしていくので、逃げ馬には厳しい。
逃げ馬は0.0.1.6というデータにも出ている。
しかし先行は5.2.2.19と複勝率は3割以上
中団は2.4.4.46
と、先行・中団勢に好走馬が固まる。
追い込みも届かないことが多く0.1.0.33
中団より前の位置もしくは番手に控えて競馬ができる自在性のある馬が展開も向きやすい。
下記のデータにも出ている。
前走逃げ1.2.1.13 23%
上がり1位〜2位 1.3.1.12 29%
上がり6位〜 3.3.5.77 12%
高松宮記念において、位置どりはとても重要であることが分かりました。
次に、今週の中京の馬場を考えていきます。
先週まではAコース
今週からはBコースに変わります。
つまりこれは、馬場が荒れてないところを主コースとして走ることになります。
天気は木曜に雨。
しかしそれ以外は晴れる。
良馬場での開催になるだろう。
さらに今週からBコース変わるが1200m戦においてどこまで影響するか…
先週の日曜最終レースは1200m戦
走破タイムは1.09.1秒
中京1200m 3歳以上500万下の平均タイムは1.09.1秒なので、同タイム。
中京2000m小牧特別ではアロハリリーが2.02.1
平均は2.00.3
このレースでは時計がかかっていた。
開催も最終週になり、時計もかかってくる。
しかし、Bコースに変わった直後であることや、良馬場、ひょっとしたら3年前のビッグアーサーが勝った時のように高速馬場となることも考えられる。
直前まで時計の出方は見ておいたほうがいい。
なぜかというと、
基本中の基本であるが、
競走馬は走れる速さに限界がある。
それを表しているのが持ちタイム
高速馬場はスピード決着となるので、持ちタイムより早い決着になるとその馬にとっては厳しい展開となってしまう。
今回のメンバーだと中京1200m 1.07.0でアレスバローズが持ちタイムが優秀。
逆に時計がかかるとスピードより持続力が重要になってしまうが、もし高速馬場ならアレスバローズは狙ったほうが良いですね。
他にも狙いたい馬がチラホラ。
この辺りは最終結論にて。
以上!!
また次回!