【特別企画 第5話】有馬記念〜枠順確定!展開・データ分析編〜
この特別企画も第5話
残るは今回の5話と最終結論となりました。
この連投企画はもはや自分との戦い。
残り2話みなさまよろしくお願いします。
今回は枠順確定後の展開についてとデータ分析です。
データは闇雲に信じない方がいいというのが僕の持論
根拠があるデータなのであれば参考にできるが
根拠のないデータは信じない。
例えばとある枠データで0-0-0-10とだったとしても
ただ単に力不足の馬が入っている場合もある
今回力上位の馬がその枠に入った時に
その馬を買わない、切るということはしない。
そのデータがなぜ生み出されているのか?
その根拠を掴み分析することが重要である。
さあ、まずは本日行われた有馬記念の枠順抽選会
抽選会を賑わせるMr.外枠こと蛯名正義騎手は今回騎乗馬なし
皆さまの本命馬はどこに入りましたか?
アーモンドアイは9番
リスグラシューは6番
サートゥルナーリアはアーモンドアイのお隣10番
有力馬は最低限の枠には入れたかなという印象。
まずは枠番からのデータから見ていきましょう
枠番別成績
1枠(2-2-1-14)
2枠(1-2-0-16)
3枠(1-2-1-14)
4枠(2-2-0-16)
5枠(1-1-3-15)
6枠(2-1-2-15)
7枠(1-0-2-17)
8枠(0-0-1-19)
内枠圧倒的有利
8枠ピンク帽は壊滅的データ
0-0-1-19の1は昨年のシュヴァルグラン
相当かみ合わないと厳しい。
しかし、8枠以外であれば5〜7枠でも十分チャンスはある。
今回の8枠はアエロリットと2年連続シュヴァルグラン
アエロリットは先行馬なので痛恨
中山2500mは序盤のポジション争いが鍵なので厳しい戦いとなる
人気別データ
1番人気(5-3-1-1)
2番人気(2-1-2-5)
3番人気(1-0-2-7)
4番人気(1-1-1-7)
5番人気(0-1-0-9)
1番人気の複勝率は非常に高い。
データ上1番人気を軸にするのが正解である。
荒れるとしたらヒモ荒れが多い傾向となる
脚質別データ
逃げ(1-0-1-9)
先行(6-4-3-29)
差し(3-6-4-45)
追込(0-0-2-42)
先行馬は好成績
追い込み一辺倒では厳しいレース
やはりある程度前につけられる好位組を狙うことがポイントとなる。
前有利といいつつも逃げ馬の成績は良くない。
これは競馬の難しいところであるのだが
逃げ馬はマークされる分
どうしても差されてしまう。
せっかく良いペースでレースを進めても
コーナーで後続に捲られたら厳しくなる。
なんと表現したらいいか分からないが、先攻より後攻の方が有利みたいなニュアンス
なので逃げ馬はもう一つ後続を出し抜く策が必要になる。
今年のニュースで煽り運転というものがあったが、煽られると走りにくいですよね
それに似たものを感じます
年齢別データ
3歳(5-2-2-21)
4歳(1-6-2-31)
5歳(4-2-4-37)
6歳(0-0-1-18)
7〜9歳(0-0-1-19)
3歳世代が5勝
今年はサートゥルナーリア、ヴェロックス、ワールドプレミアの3頭が出走
6歳以上は厳しくベテラン勢は苦戦
今年はシュヴァルグランとクロコスミアが該当
血統別データ(コース別)
ステイゴールド産駒(8-11-7-40)
ハーツクライ産駒(3-2-6-28)
ディープインパクト産駒(3-2-1-29)
ルーラーシップ産駒(2-1-0-7)
キングカメハメハ産駒(1-4-3-22)
ステイゴールド産駒は、エタリオウ、クロコスミア、スティッフェリオの3頭
スタミナ自慢の要素が強い血統背景から有馬記念がタフなレースであることが分かります。
本命を夏から決めていたウインブライトは今回回避となりましたが、この馬もステイゴールド産駒
タフな馬場もこなせるところが大きなポイントとなりそうです。
次に枠順を見た上での展開予想
前から
アエロリット、スティッフェリオ、クロコスミア
番手 スワーヴリチャード、エタリオウ、スティッフェリオ、リスグラシュー、キセキ、サートゥルナーリア、アーモンドアイ、ワールドプレミア、アルアイン
後続
スカーレットカラー、レイデオロ、アルアイン、ヴェロックス、シュヴァルグラン
まずレースを作る逃げ馬
アエロリットは逃げてペースメイクをしてナンボ。
他馬にペースを握られるくらいなら、外からロス覚悟で逃げてくるでしょう。
クロコスミアやスティッフェリオはアエロリットをマークしてのレース
深追いし過ぎないことがポイント
キセキは番手にこだわりそうなコメントもあり絶対逃げるということではなさそう。
番手にスワーヴリチャード、リスグラシュー。
サートゥルナーリアはまたアーモンドアイ封じに出るか?
ただ前回アーモンドアイ封じに出たら自爆してしまったので多少控えるか?
おそらくリスグラシューをワールドプレミア、フィエールマンがマーク
アーモンドアイをサートゥルがマーク
アーモンドアイとリスグラシューが睨み合い
赤枠〜黄枠でだいぶバチバチな駆け引きが行われると思います。
後続はスカーレットカラーが内が開けるのを虎視眈眈と狙う。
外目の馬はロスも踏まえ控えながらレースを進めるでしょう。
卒なく運んで直線バラけた所を末脚で抜き去るイメージ
ペースはスローからミドルペース
前半は落ち着くも、後半にペースアップ
アエロリットは長い距離なので前半にペースを上げたりはしなさそう。
例年のように押し上げられるようなロンスパ展開となる。
スワーヴやエタリオウが捲ってくるかもしれませんね。
となると "キレ勝負 く スタミナ勝負"となりそうです。前にいる持続系の馬が狙い目になりそうです。
盲点となるのは赤〜黄枠以外のところ。
バチバチの駆け引きをしているのを横目にスルスルと抜け出してくる馬を僕は何度も見てきた。
忘れられている馬を買い逃さないようにしなくてはなりませんね。
あとは当日に雨がどれだけ降るか
馬場が悪いと傾向も変わります。
例年であれば差し馬場の中山競馬場ですが、先週も前残り傾向が出ていて
今年は何かが違うとみています。
簡単ではありますが、これにて平日更新が終了です。
みなさまの本命馬は決まりましたか??
あと2日に迫った有馬記念
考えに考え抜いて迎えましょう!