メガちゃんのお馬生活

〜人気の盲点を狙い撃つ〜

🎯仁川S~劇場開演〜

 

ここ最近はコロナウィルスのニュースばかり。

 

不要不急の外出を控えた町はゴーストタウン化し

 

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マスクなどの物資争奪戦も勃発

 

 

 

ライブなどのイベントや

 

卒業式などの式典も規模を中止もしくは最縮小し

 

保護者が参列することができないなどの影響も出ている

 

 

そして今週から競馬も無観客で行われることが決定し

 

明日から異様な雰囲気の中でレースが行われる。

 

 

今週の中山記念では

 

マルターズアポジーやソウルスターリングの

 

ラストランと発表されている

 

まさかファンもこんな形でラストランを見に行くことが

 

できずに終わってしまうなんて

 

予想だにしていなかっただろう

 

 

 

当たり前を当たり前と思わない

 

 

良いことも悪いことも

 

 

人生何が起こるかわからない

 

 

 

純粋に競馬を楽しむことができることに感謝しつつ

 

 

 

ひとつ気持ちを切り替えてブログを更新しようかと思います。

 

 

 

 

 

メガちゃん劇場

〜第1話 夕暮れの誓い〜

 

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夕日が沈もうとする空の下

 

 

 

「帰りまでよく見ておくんだ」

 

 

 

 

その視線の先には馬運車

 

 

 

「いいか、覚えておけ。騎手っていうのはな、全てを背負うんだ」

 

 

 

そう呟くのはとある調教師

 

 

 

担当の厩務員に連れられ馬運車に乗り込むのは

 

今日のレースで自分が乗った馬だ。

 

 

担当の厩務員がその馬を労いつつ

 

 

勝てなかった悔しさからか

 

 

肩を落としているようにも見えた

 

 

 

僕は4レースに騎乗して1勝3着2回

着外となったのは今見送っている馬に騎乗した1レース

 

4レース中3回は着内に入り

着外に外れたのは1レースのみ

 

 

自分にしては上出来だなと満足をしていた

 

 

先生の言葉をもらうまでは。

 

 

 

 

「いいか?覚えておくんだ。」

 

 

「1頭の馬には馬主をはじめ調教師、日々馬の世話をする厩務員」

 

「沢山の関係者が一頭の馬に沢山の時間、愛情を持ち夢を託すんだ。」

 

 

 

僕はいつもと違う空気を察して

 

先生の話を真摯に受け止めた

 

 

 

「騎手として今日の成績は悪いものではなかったかもしれない。しかし、あの一頭の馬は負けたんだ。」

 

「落胆するのは今見た厩務員だけではないぞ」

 

「一頭の馬に沢山の関係者がいること。その分沢山の期待が1戦1戦に込められているということ」

 

「これを忘れてはならん」

 

 

 

この言葉受けて自分の未熟さを痛感した

 

 

 

疎かにしていたわけではないが

 

 

 

どこか良しとしてしまった自分に気がつくことができた

 

 

 

先生からはいつも学ばせて貰いっぱなしだ

 

 

 

騎乗技術の他にも

 

 

 

人間的に成長させてくれる方だ

 

 

 

「先生…!明日からまたよろしくお願いします。」

 

 

 

僕はいつか必ず先生に教えられたことを身につけて

 

誰からも信頼される騎手になろうと誓いを立てた

 

 

 

 

 

 

数年後

 

 

 

 

 

 

 

「先生!先生!」

 

 

 

「おお、なんだ、来てたのか」

 

 

「先生、もうそろそろ引退が近づいてきましたね」

 

 

「そうだな。こうやって、お前に馬を頼むことも無くなると思うと寂しいな」

 

 

 

「僕は先生にどれだけお世話になったか計り知れません。恩も返しきれていないです。」

 

 

「そんなことを気にしてくれるようになったか。昔からだが、一段と気遣いができる男になったじゃないか」

 

 

先生は弟子の成長に感心していた

 

 

 

そんな先生に僕は誓った

 

 

「勝ちます。沢山の人の期待を僕が結果に変えてみせます。

なので僕に先生のラストランを飾らせてほしいです」

 

 

 

弟子である僕から出た言葉に先生を笑みを浮かべた

 

 

「弟子がとても頼もしくなってくれたもんだ」

 

 

「よろしく頼むよ。お前になら悔いなく任せられる」

 

 

先生は僕の肩をひと叩きし

 

 

その場を去った。

 

 

 

去り際の先生の後ろ姿を目に焼きつつ

 

 

僕は心の中で全ての恩を返す時が来た

そう自分を奮い立たせた

 

 

「あっ、ひとつ言い忘れた」

 

 

先生は振り返り

 

 

僕に向け一言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうな。佑介」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生を照らすのは

 

 

 

いつかのあの時と同じ色に染まった夕日だった

 

 

 

 

ーーーーーー完ーーーーーー

 

 

 

 今回の推奨馬は

 

👓ヒストリーメイカー

 

 

 

先週のフェブラリーSでも紹介した通り

 

 

 

「人の思いを背負った人間は強い」

 

 

 

横山典弘は世間が推測していたポツン作戦をすることは一切なく

 

気合いの乗った騎乗をみせた

 

惜しくも4着という結果となったが

 

この人馬・厩舎に本命印を打つことができて

 

良かったなと思う。

 

 

先ほどの半フィクションのエピソードにもあった通り

 

 

今回の仁川Sでも一人強い思いを背負って出走する男こそが

 

 

藤岡佑介

 

ゴット・藤岡である

 

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今回騎乗する馬こそがヒストリーメイカー

 

この馬を管理するのが

 

作田調教師だ

 

 

 

作田調教師もこのレースをもって競馬界から身を引く

 

 

「管理馬での勝利を最後に飾りたい」

 

 

 

弟子である藤岡佑介は

 

師匠への感謝を勝利に変えようと

 

阪神競馬場へ駆けつける。

 

 

今の自分があるのはこの方がいてくれたから。

 

 

そんなこともインタビューで語っていた

 

 

 

そんな恩師の花道を飾るべく

 

 

 

やるやらないなんて話はもってのほか。

 

 

 

藤岡佑介は120%の騎乗を目指して

 

 

いや100億%の騎乗を目指して

 

 

このレースに臨むこと間違いない。

 

 

ヒストリーメーカーの前走は東海S

 

 

エアアルマスの0.6秒差

 

このレースは前が潰れる展開となった。

 

 

エアアルマス、ヴェンジェンス、インティの上位三頭が後続を引き離したレースだった。

 

 

4着以降はアングライフェンやキングズガードなど差し馬が9着まで占めた

 

 

上位三頭は展開もだが地力が一枚二枚上の格上であり一旦抜きで考えると

 

 

差し馬が大元上位を占める中

 

 

唯一5番手追走から6着に食い込んだのが

 

 

このヒストリーメーカーである

 

 

キングズガードが先日のフェブラリーSで5着と好走したことを考えると

 

尚更この馬を評価するべきだし

 

 

今回は明らかにレースレベルが落ちる

 

 

G1で結果を残した馬に秒差なし

 

その馬より展開が向かなかったヒストリーメーカーが

 

二桁人気の予想オッズ

 

 

ここに馬券の妙味を感じ

 

今回ドラマティック馬券として

 

ヒストリーメーカーを推奨する。

 

 

 

ヒストリーメーカー

 

名前の通り歴史を作り

 

作田調教師のラストを飾れるよう

 

馬券を買って応援したい。

 

 

 

私情込みでは

 

クリンチャーの馬券も買う。

 

今回初ダートであるが

 

血統面ではダート界でもみられる血統。

 

時計のかかる馬場が得意でダートも向くと考える。

 

 

おう、ゆうすけ、久しぶりだな

 

 

元パートナーの藤岡佑介に

 

そんなことを語りかけながら

 

ヒストリーメーカーと共に突っ込んで来てくれたら万々歳

 

 

京都大賞典では

クリンチャーを追い続けたからこそ分かる

いつもにない直線の手応えがあり

 

その手応えが距離短縮とダート替わりにて良い方向に向いてくれればと思う。

 

ナムラアラシなんかも妙味あり

 

買い目

 

👓ヒストリーメーカー 単勝 厚め

 

(クリンチャーは単勝だけ偏って売れてるので他の券種にかけます)

 

ヒストリーメーカー、クリンチャー、ナムラアラシの

馬連・ワイドボックス

 

三連複フォーメーション

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以上!コロナに注意していきましょう!