🎯オーシャンステークス〜題名はダイメイ〜
高松宮記念のステップレース
傾向で言えば先行馬有利だが、そこまで偏りはない。
先週のレースは逃げ馬が飲み込まれてた印象。
また、坂のアップダウンが激しく癖のあるコースである為、リピーターの活躍も目立つ。
今週は木金の雨の影響があるかもしれない。
土曜は晴れだが、多少時計のかかる馬場であることも想定する。
となると去年、一昨年のような馬場になり、差し馬にもチャンスがある。
3年前は稍重開催で差し逃げ差しで決まっているが、良馬場寄りにはなると思うので、軸は先行型を選んだ方が良いでしょう。
1.4.5枠の複勝率が25パーセントと高め。この枠も加味する。
そして、ステップレースならではの陣営の思惑。
(普段は深く書かないけど、今回は余裕あるから書いちゃうよ！！陣営の思惑予想の参考にしてみてくださいネ！)
賞金が足りていなかったスマートオーディンが勝ったことにより、枠が一つ減っている。
(1400m以上にこだわりたいとのことで回避するかもしれないらしいが…)
仮にスマートオーディンが出るとなると出走ギリギリ組からすると不利な話。
結果スマートオーディンは高松宮記念ではなく別レースでの勝負になるようだが、
- スマートオーディンに取られた優先出走権枠を取り返しに来ている馬
- 阪急杯ではなくわざわざ中山まで遠征をしてまでオーシャンステークスに出走してくる関西馬
- G1に出走はしたいが、本番は力の差があると見切って、本番への上積みは抜きにして、ここをメイチとしてきている馬
色々と思惑はある。
思惑の中で共通する部分は、当然だけれど、とにかく高松宮記念に出走したいというところ。
じゃ、今回オーシャンステークスをしっかり勝ちに行って賞金加算しておかないといけないのって誰なのさって話。
獲得賞金1億円以下は以下2頭
・カイザーメランジェ6093万
・イエローマリンバ5471万
出走予定を表明している18頭の中でアンヴァルの8300万円が最低ラインではあるが、アンヴァルは回避予定らしい。
ただ、やはり賞金は1億円台に乗せておきたいところ。
そしてオーシャンステークスの賞金は以下
1着 4100万＋高松宮記念優先出走権
2着 1600万
3着 1000万
4着 620万
5着 410万
となっている。
今のところは平気だが、1週前とかに高松宮記念出ます！なんていう有力馬が出来てしまったらこの辺はすぐ除外対象になってしまいます。
獲得賞金で除外されないためにも、出走権獲得に向けやはりここは勝ちに来るであろう。
また、鞍上の乗り替わりもポイント
シンプルに勝ちに行くこともそうだが、次走に向け馬の力を引き出しておくという狙いなど理由は様々。
良い馬だと思ってもらえれば、鞍上も継続して乗ってくれるだろうし。
ダイメイプリンセスなんかはその狙いが滲み出てるように見えます。
ラブカンプーがいるのに、デムーロはこっちに乗っていますから。
オーシャンステークスを選ばず遠征を行ってまで来ている関西馬は8頭
コース適性やらメンツを見て来ている馬が多数で、ここまでは良くある遠征
しかし、一頭だけ異例の遠征をしにくる馬が一頭いる。
後にここは発表。
あとは、展開。
イエロー、ショウナン、モズが逃げる。
ラブカンプー、ナックビーナスが外から前に出てくるモズの番手につける。
今日は朝方まで雨が残り明日は晴れなので、馬場は良馬場。
最初で触れたが前残り馬場は継続するかと。
ペースはかなり早まりそうで、ハイペースラップ＋坂道適性が重要になる。
ペースがキツイと坂道で失速することが多いので先行馬には差されやすいか。
あとは、ダノンスマッシュとのレース戦績もポイントになる。
以下 印
◎ナックビーナス
○ダイメイプリンセス
▲カイザーメランジェ
△キングハート
△モズスーパーフレア
△ペイシャフェリシタ
👓ダイメイフジ
👓イエローマリンバ
本命はナックビーナス
中山1200mは2.5.0.1で、スプリンターズSでは 1回外したのみ。
モレイラは敗因は馬場と答えており、良馬場で出来る今回は克服される。
脚質にも自在性があり、好位置がとれる。
前走は58kgのトップハンデに53kgモズスーパーフレアに0.2秒差で敗れたものの、今回同舞台かつハンデも同斤量に戻り逆転の一戦となる。
ダイメイプリンセス
先程も記載したように、スーパー鞍上強化＋54kgに斤量減＋叩き2戦目
前走以上の能力発揮が見込める。
スプリンターズSでは、出遅れながらもファインニードルに0.2秒差。前走出遅れながらもダノンスマッシュに0.5秒差。
出遅れ癖があり内枠奇数番なのが気がかりだが、ゲートさえ出れば勝ちきれる力はある。
カイザーメランジェ
馬は充実期を迎え、陣営重賞獲りへ前向きに。
力も付けてきているし、このタイミングでG1に出たい。出るためには賞金加算が必須。優先出走権の獲得も狙っているだろう。ローテもひと叩きしての一戦と気合いも入っている。
このコースの田辺Jの連対率は良く、中山1200mで1着歴あり。
追い切りも上手くいっており、
サンライズステークス1着時の調教は、54.5-38.8-24.8-12.2
今回の追い切りでは、
53.4-38.4-24.8-12.1
同じ馬也、美浦坂路良馬場で、サンライズSの時よりも好タイム。
態勢は整った。
ハイペースで中団につければ、最後に抜け出してくるだろう。
キングハート
昨年は10番人気1着。
先行番手につけて見事に抜け出した。
前走は中枠からだったが、今回は外枠であることと、出遅れ癖がひどい。
モズスーパーフレアも隣だし、前につけたいこの馬からしたら忙しくなりそう。
カーバンクルSではナックビーナス同様58kgトップハンデ＋出遅れでモズスーパーフレアに0.8秒差。まともに走ればまた穴を開けれるはず。
モズスーパーフレア
現在1番人気。斤量1kg増加で一見大した影響はなさそうだが、周りとの斤量差がMax 5kgまで変わるので、ここは人気過剰。展開的にハマれば勝ってもおかしくはないが、飛ぶ確率の方が高いのでは？
ペイシャフェリシタ
前走中山カーバンクルSで4着
スプリンターズSは7着ファインニードル0.7秒差
キーンランドCはナックビーナス、ダノンスマッシュに0.4〜0.5秒差。
内枠でロスなく運べばチャンスあり。
中山は2.1.0.2と悪くない。押さえまで。
👓ダイメイフジ
先程言っていた異例の遠征ローテ馬こそ、このダイメイフジ。
想定で12〜13番人気だったので、もしそのままなのであればかなり美味しい。
・昨年のオーシャンステークス3着
・前走ミスターメロディ福永の蛇行運転の餌食に
・今回連闘の意図とは。
とにかく前走は、ほぼレースを諦めていた。リョーノテソーロと一緒に上がってくるところを前を遮られ終了。
何よりこのローテが鍵となる。
連闘といえば、記憶に新しいのは、安田記念モズアスコット
連闘とみると確かに使い詰めで評価を落としがちだが、叩き2戦目とも捉えられる。
連闘全てが悪い方に傾くわけではない。
去年と斤量も変わらないし、前が残る展開から唯一突っ込んできたのはこのダイメイフジ。
阪急杯負けたからと言って、その場の思い付きで連闘遠征なんてローテは組まない。
馬体重を見ても、適性体重は510kg前後のところ、阪神カップのときに急激に増え、前走は522kg。
この体重が連闘と遠征で500〜510kgまで絞れていたらどうだろうか？
おそらくマイナス12kgという表示に、減りすぎという評価を受けて人気も落とし、ダイメイフジの美味しい美味しい馬券により磨きがかかることも間違いない。
中山1200mは、2.0.1.0と外しておらず、昨年のオーシャンステークスでこの馬が中山向きなのは見て分かるだろう。
よって、今回の遠征は計画的ローテなのだ。
この馬を切るのか？
いや、全力買いでしょう。ブッコミ案件というやつだ。
👓イエローマリンバ
獲得賞金の件で触れたが、カイザーメランジェとともに賞金加算をしたいところ。
逃げれないと厳しい馬ではあるが、ダッシュ力はあり、逃げ馬の中でも内を引けたのもアドバンテージ。
馬場も前残りなら残ってしまっても不思議ではない。
賞金加算の為に準備は整えてきているだろう。
ここは1発に期待。
買い目は以下
