🎯七夕賞〜◎👓は二桁人気馬〜
この格言を身をもって体験したレースであった。
単勝オッズ 138.1倍のパワーポケットが3着
1着は単勝オッズ100.8倍のメドウラーク
しかし、この体験がこの前のカイザーメランジェの頭3連単にも活きたりしており、学びの深いレースだった。
学びを活かすということはとても大切。
福島は大雨の中で開催を重ねており、馬場荒れが進んでいる。
差しが決まる馬場であり、内有利よりかは外差し。
キーマンはマルターズアポジー。
出遅れなければこの馬が引っ張るであろう。
マルターズアポジーが逃げたレースはどういうレースになるか?
マルターズアポジーの近走
(小倉大賞典は出遅れ後方からの競馬なので、ノーカウント)
5走平均34.8-35.3の0.5前傾
最大2.2秒の前傾ラップを踏むことも。
これを見る限り、マルターズアポジーが出るレースはミドル〜ハイペース寄りのレースになることが多い。
そして、マルターズアポジーが走ったレースではどういう馬が好走をしているか。
フィアーノロマーノ、ウィンブライト、エアウィンザー、スティッフェリオ、ロジクライ
先行、番手馬じゃね?
さらに深くデータを見る。
フィアーノロマーノ 3-4-3番手
スティッフェリオ 5-4-4-4番手
エアウィンザー 4-3-3-3番手
スティッフェリオ 3-3-3-3番手
ロジクライ 2-2番手
勝ち馬はいずれも4〜5番手以内。
3着以内に絞っても、7〜8番手以内にいることが好走条件である。
マルターズアポジーが引っ張りペースが流れるが、ペースが早いのは先行争いによるものでない為、マルターズアポジーが垂れてくるのを前目で待ち構える戦い方が合うようだ。
後方組もペースが流れるので脚を溜めさせてもらえないのも差し切れない原因か。
差し馬を買うなら内に進路を取れる馬を買うべき。
この好走条件を踏まえ、展開有利な好位組、そして馬場的に有利な外から捲り差しができる馬から勝負する。
◎ロードヴァンドール
○タニノフランケル
▲ソールインパクト
△クリノヤマトノオー
△クレッシェンドラヴ
△ロシュフォール
👓アウトライアーズ
◎ロードヴァンドールマルターズアポジーが展開するスタミナ勝負にもってこい。
近走はG1で敗北重ねるも、G3なら通用。
戦ってきた相手も格が違うにも関わらずここでは55kg。
番手で構えて抜け出しをし、前でのしぶとさを見せれば好勝負。
○タニノフランケルも展開が向きそう。
コース替わりもプラスに働く。しぶとさもあり、マルターズアポジーをマークしてそのまま抜け出すだろう。
▲ソールインパクト
一昨年3着。この馬も早めに仕掛けていくことが得意なので良い。
△クリノヤマトノオーは昇給も落鉄などのトラブルもあるが善戦。
外から捲りあげるならこの馬。
△クレッシェンドラヴは鬼買いしようと思っていたが人気しすぎている。内枠だったのが一気に外枠に振られるのでいつもより不利。
△ロシュフォールは上がり勝負になればピカイチだが今求められるのはスタミナ。押さえまで。
👓アウトライアーズ
近走成績×野中悠太郎の初騎乗
により、爆裂的に人気を落としている。
後方からの追走で、前が止まらない馬場であったりもしたので上がり最速を使っても届かず。
2走前の福島では捲り上げる良い競馬をしていた。
内枠で距離ロスなく走って、残り1000mを切ったら早めに仕掛けて外に出す。至ってシンプル。野中悠太郎はこういうシンプルな競馬をする時はとても力を発揮できる騎手である。今回もその要素はある。
そして馬場も外差し傾向で味方するだろう。
雨が降りすぎるとパフォーマンスを落としてしまうが、買うべき1頭であると考えた。
以上!