クイーンC〜死の淵を彷徨った男の復活〜

100日後に死ぬワニ

今SNSで話題になっている漫画

毎日1話ずつ公開されている

作者は人間がいずれ迎える死を意識すると

日々の生き方や行動が良い方向に向くのではないかと思い

この作品を書き始めたようだ

"死を感じた瞬間"

人によってはすでに経験したことがある人もいるだろう

僕も一度だけ死を感じた瞬間がある

それは腎盂炎になったときのこと。

そもそも腎盂炎とは何ぞやってところですが

元医療従事者の僕が簡単に説明しましょう。

腎盂炎とは腎臓の腎盂という部分が炎症を起こすこと。

腎盂は尿が生成されて尿管に送る中間地点のようなもの。

ここに炎症が起きてしまった。

実習などで過度のストレスと不規則な生活を送っており結石ができていた。

この石が引き金となり僕の腎臓は大炎症。

僕にはこの悲劇をもたらす石が降りてきてしまった決定的瞬間があった。

間違いなくこの瞬間から体調が悪くなった。

その瞬間こそが

これだ。(もう6〜7年前くらい)

学校で上級生を送る会の催し物

ももいろクローバーZの

行くぜ！怪盗少女を踊ることに。

僕は赤を担当した

行くぜ！怪盗少女といえば

ラストサビ前に訪れる見せ場

えびぞりジャンプがある

(本家　百田夏菜子の跳躍力すげえ)

このえびぞりジャンプから着地した瞬間

(あっ……)

腰が痛んだ。

ラストサビを迎え終盤であったが

踊れなくなるほどの、腰の痛み

そして吐き気すら出てきた。

なんとか死ぬ気で踊り切り行事は終了

始めは腰を痛めた、ぎっくり腰かくらいに思っていた

休憩を挟んで何とか帰宅

帰宅後も腰の痛みは治らず。

寒気も襲ってきた為

何かおかしいと感じていたが

大ジャンプから2〜3時間後

僕の体調はみるみる悪くなる

吐き気・嘔吐・腰の激痛・寒気・過度の発汗・呼吸困難

これらの症状が襲いかかり立てなくなってしまった。

体験したことのない状況に

迷わず救急車を呼んだ

行くぜ！怪盗少女ならない

行くぜ！救急病院という結末

後から聞いた話だが

救急車が到着して隊員が僕の家でなく

間違えて隣の家に突撃したようで

大混乱だったらしい。

こちらに呼び戻し

僕はストレッチャーで運ばれた

ここで僕は初救急車搬送を体験するのである。

意識が朦朧となりながらも

自分がどういう状態なのか

自分はどうなってしまうのか

そんなことが気になってしまい

車内に搭載された心電図モニターを見た

心電図の読み方を簡単に説明すると

緑字の数字が心拍

赤字は血圧

青字が血中酸素飽和度

ピンク字が呼吸数である。

この心電図の波形を読むのが

ひとつ深いものがあって面白い。

僕が意識朦朧の中モニターを見たときに

青字の血中酸素飽和度の数値が89%となっていた。

正常値は96〜100%

95%を下回ると呼吸症状がないか観察をし処置しなければならない

90%を下回る時なんかは酸素吸入直行案件である

確か酸素マスクをされた気もする。

それすらも覚えていないが

その数値を見たときに

あ、ダメかもしれんと思ってしまった

運ばれた病院では点滴を打つだけの塩対応

次の日他の病院で検査して腎盂炎が発覚

漢方漬けの生活を送り

何とか回復した。

この死の淵体験を通して思ったのは

健康が一番であるということ。

健康であるから生活が成り立つ。

大好きな競馬に打ち込めるのも健康あってこそ。

アラサーと呼ばれる年代

健康というものも意識していかないとなと思う。

他にもエピソードとしては

坂道を自転車で下っていて

ポールに突っ込み

流川楓のように吹っ飛んで

コンクリートに打ち付けられた話も

あるのだがこの時よりも腎盂炎の時の方が

危なかった

100日後のワニから話は逸れてしまったが

ちなみに今日から100日後は

2020年5月24日であり

オークスが行われる日

そんなオークスのステップレースとなるクイーンC

僕の2020年オークス本命馬は出走していないが

クラシック戦線に名乗り出る馬を見つけていきたい。

クイーンC

昨年は

◎クロノジェネシス

○カレンブーケドール

▲マドラスチェック

△ビーチサンバ

👓ジョディー

といった予想。

◎→△→👓で的中したレース

今やG1でも活躍

京都記念も人気必至の○カレンブーケドールはこの時から買っていました。

このときは4着だったんですけどネ！！！

逃げ・先行馬の活躍が先週は目立っていたが

このレースを逃げて勝ったのはテトラドラクマ・メジャーエムブレムくらいで、差しが優勢

追い込みも決まっているので外差しの馬も狙える

今回休み明けの始動戦となる馬や初騎乗・テン乗りとなる鞍上が多い。

キャリアの浅い馬や初東京、初距離

不安要素が重なる馬も多くなっているのが今回の特徴と言える。

このコース・距離実績や鞍上との相性など人気薄でも見極めていく必要がある。

今回の推奨馬は

👓チアチアクラシカ

吉田豊は2017年12月に落馬事故に遭い

頸椎骨折と重傷を負い再起不能とまで言われていた。

頸椎は脳の信号を身体に送る神経が集まっているところであり麻痺なども残る重度骨折。

しかし死と隣り合わせの状態であった吉田豊は長期のリハビリを重ね2019年の春に奇跡の復帰を果たす。

今では普通に乗っているが

先日の京成杯で吉田豊鞍上のクリスタルブラックがスカイグルーヴを差し切って重賞制覇した時はとても感動した。

次に👓チアチアクラシカであるが

キャリア6戦目

うち左回りは新潟1回東京2回

東京は3走目

東京1600mは不良馬場でノーカウント

未勝利戦は良馬場になりクリノプレミアムに出遅れながらも馬也で直線詰め鞭を入れてさらにひと伸び。

(クリノプレミアムはアルテミスSでリアアメリアの0.2秒差だったビッククインバイオに0.1秒差とレベルは高い馬)

チアチアクラシカがこのレベルは低くない相手を負かしている実績を持つところを見逃してはならない。

前走中山での菜の花賞では1番人気7着

1番人気を背負った馬が負けるとフロック視されやすい傾向があり今回人気を落としている。

不良馬場や稍重の馬場で負けているが、緩い馬場は得意でないと吉田豊は公言。

今回

・得意な良馬場替わり

・得意な東京替わり

・東京1600mはクリノプレミアムに勝利した舞台

・周りは休み明けやらテン乗り

・この馬は3回目の東京

・叩き2戦目で準備万端

・鞍上も継続で吉田豊

これだけの条件が揃ってるにも関わらず

8番人気44倍

う　ま　す　ぎ　る　！　！

京成杯が復活した吉田豊がここでもやってくれるでしょう。

その他推奨馬は

アカノニジュウイチ

ギャンブルチックな名前に跨るは策士横山典弘

名前だけでいったら抜群に手の合いそうなコンビ

アカノニジュウイチは新馬戦東京1400m

上がり32.9秒というタイムは余力もある証拠で調教師コメントにもあるように距離延長も可

枠も外寄りで少し持ち出せればポジションとりやすく差しは決まる。

賞金加算もしたいだろうから勝負気配も○

マジックキャッスルもファンタジーSで鬼買いしていた馬

戸崎が怪我でフォーリーに乗り替わり。

鞍上さえ…というところであり本来なら買いたいが休み明け＋テン乗りは少し不安

人気もしているし確信の軸にする必要はない

ミヤマザクラ

この馬は牝馬クラシック戦線で十分戦える馬

休み明けであるが地力で押し切ってしまう可能性もある。

シャンドフルール

逃げて競りかけてくる馬も少なそうだし単騎で逃げられたら武豊だしペースメイクして残してくれるでしょう。

買い目

👓チアチアクラシカ　単勝

三連複フォーメーション