福島牝馬S~小回りが庭〜
先週の皐月賞ブログをもって
300回目を迎えることが出来ました。
300回を直前にウェスタールンドとクリンチャーが激走し
20連敗以上続いていた記録もストップ
この二頭は本当に期待に応えてくれる馬です
ともかく300回を迎えられたのは
読者様の存在あってこそです。
2年がかりで300回
600回迎えるときはまた2年後と考えると
気が遠くなりますが
毎週末の定番となるブログになるよう
これからも更新していきたいと思いますので
メガちゃんのお馬生活を
どうぞよろしくお願いします!
--------
さて、福島牝馬Sの予想
勝ち馬にはヴィクトリアマイルの優先出走権を獲得
このレースは中山牝馬S組の好走が多いといわている。
このレースでの力関係を読み解くことが
福島牝馬Sの攻略への糸口となる。
しかし、今年の中山牝馬Sは例年と異なり
大雪の中での開催。
14番人気のリュヌルージュが2着に食い込み
2番人気の桜花賞馬コントラチェックが最下位でレースを終える波乱ぶり
「雪を食べていました」
コントラチェックの鞍上ルメールはレース後に語っていた
雪食いはさておき
このレースの状況として
かなりの消耗戦であった。
万全で走ることが出来ない環境下で行われた為
良し悪しにせよ着順をそのまま鵜呑みにするのは危険である
そんなレースとなった。
福島牝馬Sと中山牝馬Sの大きな違いはペース/ラップ変動である
福島牝馬Sは差し・追い込み馬の決着が多い
これは平坦コースであることから道中のペースが落ちないためである。
中山牝馬Sのコースは坂を上るのでペースが落ちるが
福島牝馬Sのコースは平坦なのでペースが上がるor維持
これが決定的な違い。
ましてや今回は逃げ先行馬が多いことからペースも上がりやすく
よりこの傾向が顕著にみられるのではないかと思う。
今回は中山牝馬S組は8頭
エスポワール
フィリアプーラ
カリビアンゴールド
レッドアネモス
デンコウアンジュ
モルフェオルフェ
リュヌルージュ
フェアリーポルカ
中山牝馬Sは
雪による不良馬場
前半1000mは1.00.8と不良馬場にしては速いペース
前半37.0秒ー後半37.8秒と前には厳しいペース
前で競馬していた馬は沈んでいく結果に。
唯一前で入着したのは2着リュヌルージュ
しかし斤量は50Kgとハンデを背負いデンコウアンジュとは6Kg差
ここはハンデの恩恵を受けたという評価となりそう。
僕の推奨馬カリビアンゴールドをはじめ
モルフェ、ロフティ、コントラチェックなどの先行勢は全滅
先行したカリビアンゴールドや道中先頭に立ちながらも
残り200まで粘ったモルフェオルフェの巻き返しには期待したい。
次に中山牝馬Sの力関係(名前・斤量・1着馬との秒差 → 今回斤量)
フェアリーポルカ52 1.50.2→54(+2)
リュヌルージュ50 +0.1→54(+4)
エスポワール53 +0.2→54(+1)
デンコウアンジュ56 +0.2→55(-1)
レッドアネモス53 +0.6→54(+1)
モルフェオルフェ52 +0.9→54(+2)
フィリアプーラ53 +1.1→54(+1)
カリビアンゴールド53 +1.5→54(+1)
中距離における斤量1Kgは1馬身差の0.2秒差とされている。
単純計算になるが
今回のポイントはデンコウアンジュのみ斤量減
そのほかの馬は斤量増となる。
デンコウアンジュはフェアリーポルカやエスポワールより3~4Kg多く背負っていた斤量が1Kg差になるので巻き返しに期待
また斤量差は変わらないものの、Hペースで厳しかった先行組や馬場が合わなかった馬などもいるので注意
これらの中山牝馬S組にも注目をしつつ
他のレースからの参戦馬もチェックし
今回推奨する馬は
👓カリビアンゴールド
パ~ト2~ぅ
今回の推奨馬も👓カリビアンゴールド
カリビアンゴールドの魅力は長いスパートにも耐えうるスタミナを持ち最後まで失速せず脚を使えるところ。
また小回りコースに関しては優秀な成績を残している
札幌クイーンSにてミッキーチャーム・スカーレットカラーの秒差なし3着
五稜郭Sでサトノガーネットに秒差なし2着+ウインイクシードに先着
函館札幌の条件戦でレイエンダに0.4秒差、マイスタイルに0.3秒差の善戦
中山での紫苑Sでもディアドラと秒差なし2着
ビッグネームが並ぶ善戦経歴は
いつも小回りコースのコーナー4つ
これが鉄則
前走は極端すぎる環境でノーカウントで良い
また、外伸びでインを特攻する騎乗ミス